音楽の流刑地
最新更新日時: 2011年01月25日 04時52分
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ペロチンじゃなくてペロタンです | |
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9A%E3%83%AD%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8C%E3%82%B9 ペロタン(仏語:Pérotin)またはペロティヌス(羅語:Perotinus)は、中世西欧の作曲家。12世紀末から13世紀はじめにかけてフランスで活躍した。出身や民族は不明だが、フランス人であったと考えられている。ノートルダム楽派のポリフォニー音楽の最も有名な担い手である。レオニヌスの名が、中世フランス語のレオもしくはレオンをラテン語化させ、その縮約形をフランス語風に呼んだものであるように、ペロタンの名は、ピエールをラテン語化し、その縮約形をフランス語風に読み下したものである。 |
というのは、水木荘の十人の一人であるバンドマンにヒロポンの味を教えられていたからである | |
その頃昭和二十六年、実は、僕は、このころ、頭がオカシクなりかけていたのだ。というのは、水木荘の十人の一人であるバンドマンにヒロポンの味を教えられていたからである。当時は、ヒロポンは何ら禁制品ではなく、薬屋で百円ぐらいで売っていた。「ヒロポン」というのは、何とかいう制約会社の商品名で、他の会社では「ゼッドリン」とか「ホスピタン」という名称だった。小説家たちが競って服用、(注射の他に内服もあった)したりして、やがて、中毒による妄想なんかが問題になるようになったわけである。バンドマンは、全くの善意で、「ええ薬でっせ」と言っては、ヒロポンをおごってくれるのだ。僕が、一本しかない手を出すと、注射までしてくれるサービスぶり。注射すると、まるで天下をとったようにいい気持ちになった。しかし、ふだん眠たがりの僕が全然眠くなくなるので、これはマズイと思いやめた。僕は、そんなに何回もやったわけではなかったので、軽い中毒だけですんだのである。ところが、僕自身は軽いと思っていたのだが、他人からみれば、かなり中毒だったらしく、ずいぶん変人に見えたのかもしれない。 |
Amazon.co.jp: Early Bird: Jay McShann: 音楽 | |
5つ星のうち 4.0 やっと見つけました, 2010/9/5 By くうた - レビューをすべて見る 1. I Found A New Baby 2. Body And Soul 3. Moten Swing 4. Coquette 5. Lady Be Good 6. Blues 7. Honeysuckle Rose 8. Cherokee 9. You Say Forward, I'll March 10. Lonely Boy Blues 11. Vine Street Boogie 12. Jump The Blues Away 13. One O'clock Jump (Theme) 14. Bottle It 15. Sweet Georgia Brown 16. Wrap Your Troubles In Dreams 17. One O'clock Jump (Theme) レビュー対象商品: Early Bird (CD) 若きパーカーが所属した時代のマクシャンバンドの録音のうち、パーカーに関わるものを集めた内容です。1940年11月30日の1・2、同年12月2日の3〜7、1941か42年の8、1943年のマクシャンビッグバンドによる9〜17。このうち1〜8は全曲で、9〜17の数曲でパーカーのソロを聴けます。実は以前パーカーが流麗なソロを吹くLady Be Goodをテレビ番組で断片的に聞いて、耳に残っていました。今回このCDの5曲目で聞けたのは嬉しかったです。ビバップの揺籃期をお好きな方にはお勧めです。 |
YouTube - Charlie Parker Early Recording 1943 ~ Cherokee |
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Recorded: Vic Damon Studio, Kansas City, Kansas Autumn 1943 Personnel: Charlie Parker - Alto Sax Efferge Ware- Guitar * "Little" Phil Phillips - Drums *The Guitarist may be Leonard "Lucky" Enois. Parker worked with a Kansas City group in late 1943 that included both Enois and Phillips. It is believed this version of Cherokee was recorded during that time. |
その頃、年がら年中同じような和音進行で演奏することに、全くあきあきしていた。YouTube - Charlie Parker & Dizzy Gillespie - KoKo |
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「その頃、年がら年中同じような和音進行で演奏することに、全くあきあきしていた。そこできっと何か別のやり方があるはずだと、いつも考えていたんだ。時々、頭の中でそのやり方が鳴ってくるのだが、演奏してみるとうまくいかない。ところがある晩、「チェロキー」でいろいろ試していると、旋律にそこの和音よりもずっと高い位置にある音程を使って、それに合う和音に置き換えてみれば、今まで頭の中で鳴っていた音を、実際に演奏できることに気づいたんだ。私はすっかり元気になったよ。」 チャーリーパーカー |
1949年には、すでにバードは、このような音楽イディオムのなかで自分が表現すべきことはみんな表現しつくしてしまった、と私に語っていた。 | |
バップはクリエイティブなものだったのだ。メロディック・ライン全体のコンテクストは、正確に組み立てられた数多くのフレーズとして分解することができ、そのフレーズのそれぞれに新しいアイデアが込めてあり、ほかのフレーズとおたがいにどのようにでも組み合わせてつかうことができるし、コード構成が、クロマティックであろうと、ダイアトニックであろうと、どの曲のなかにでも組みこんでつかうことができる。一種のジグソーパズルに喩えることができるだろう。何百通りもの組立方があり、出来上がってくる絵はそのたびに違い、その絵の性格は、出来上がる度にお互いに一つ一つまったく違っている、というようなジグソーパズルだ。 しかし1949年には、すでにバードは、このような音楽イディオムのなかで自分が表現すべきことはみんな表現しつくしてしまった、と私に語っていた。 レニー・トリスターノ |
まあ、聞いてくれ。オレの人生で最高の瞬間は、・・・セックス以外のことだが、それはディズとバードが一緒に演奏しているのを初めて聞いた時だった。 | |
まあ、聞いてくれ。オレの人生で最高の瞬間は、・・・セックス以外のことだが、それはディズとバードが一緒に演奏しているのを初めて聞いた時だった。ちゃんと覚えている、1944年、ミズリー州セントルイスだ。 当時のバードのソロは、八小節だったが、その中で奴がやったことといったらなかった。いまだに信じられないことだった。奴が吹き始めると、みんなカスんでしまうんだ。オレが演奏を忘れたみたいに、他の連中もバードに聞き惚れていた。だから、みんなよく自分のパートに出遅れていたのをおぼえている。みんな、ポカーンと大きな口を開けてステージに突っ立っていた。あの頃から、バードはものすご音楽をやっていたんだ。 初めてディズとバードを聴いた、1944年のあの夜のフィーリング、あれが欲しい。もう少しというところまでいったことはあるが、いつもあとちょっとだ。近いところまではいくなんだ、でもやっぱり違う。それでもオレは、毎日演奏する音楽に、あれを求めている、もう一度あの体験を味わおうとしている。あのときの音を聴こう、感じようと求め続けている。 マイルス・デイビス |
ジョニ・ミッチェル「カリフォルニア」(山本さゆり) |
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フランスのパリの公園に坐り新聞を読んでいる ひどいニュースばかり・・・ 彼らは平和のことなど考えていないのよ 平和はひと握りのひとが考えていた夢にすぎないのよ まだ見たいところはたくさんあるわ でも、もうここにはいたくない ここは旧すぎるし、冷たすぎるし、 他人のことなどお構いなし あー、でもカリフォルニア・・・ あたしはカリフォルニアに帰るわ そして、気のあう人たちと会って楽しむの サンセットのブタにだってキスしちゃう カリフォルニア、あたしは帰るわ グレシアン島でレッドネックに出会ったわ 彼は山羊ダンスが凄くじょうずだった 彼はあたしに微笑み返したわ でも、私のカメラを売るために返してくれなかった あー、ゴロツキ、赤い首をしたゴロツキよ 彼は美味しいオムレツとシチューをつくったわ あたし、彼と少し一緒にいたかもしれない でも、心はカリフォルニアを求めてやまなかったの カリフォルニア、帰るわ 質の良いロックンロール・バンドのような気分 あたしはあなたの大フォンよ カリフォルニア、あなたの元へ帰るわ 一人で歩いていると とても孤独を感じるのよ 通りは知らない人ばかりだし 新聞で読む故郷のニュースは どれも酷いものばかり 憂鬱になるようなものばかり だから、あたしチケットを買い スペインまで飛んだわ 赤土の道を行ったところのパーティーに出かけてみたの そこには、たくさんステキな人たちがいたわ みんなローリングストーン誌やヴォーグを読んでいたわ 彼らはあたしに聞くの「いつまでここにいられるんだい?」 「1,2週間・・・肌がこんがり焼けるまでね。 それから、故郷のカリフォルニアに帰るの」 カリフォルニア、あたしは帰るわ このままあたしを受け入れてくれる 他の男に引っかかってしまったけれど カリフォルニア 私、帰るわ あー、散歩していて 知らない人ばかりが道に溢れていたら 凄く孤独を感じるものよ 新聞で読む故郷のニュースは ますます戦争のことや 大胆な変化ばかり あー、私をこのままで受け入れてくれる あたしをありのままの姿でうけいれてくれますか このまま私を受け入れてくれますか? ジョニ・ミッチェル「カリフォルニア」(山本さゆり) Sitting in a park in Paris France Reading the news and it sure looks bad They won't give peace a chance That was just a dream some of us had Still a lot of lands to see But I wouldn't want to stay here It's too old and cold and settled in its ways here Oh but California California I'm coming home I'm going to see the folks I dig I'll even kiss a Sunset pig California I'm coming home I met a redneck on a Grecian isle Who did the goat dance very well He gave me back my smile But he kept my camera to sell Oh the rogue the red red rogue He cooked good omelettes and stews And I might have stayed on with him there But my heart cried out for you California Oh California I'm coming home Oh make me feel good rock 'n' roll band I'm your biggest fan California I'm coming home Oh it gets so lonely When you're walking And the streets are full of strangers All the news of home you read Just gives you the blues Just gives you the blues So I bought me a ticket I caught a plane to Spain Went to a party down a red dirt road There were lots of pretty people there Reading Rolling Stone reading Vogue They said "How long can you hang around?" I said a week maybe two Just until my skin turns brown Then I'm going home to California California I'm coming home Oh will you take me as I am Strung out on another man California I'm coming home Oh it gets so lonely When you're walking And the streets are full of strangers All the news of home you read More about the war And the bloody changes Oh will you take me as I am? Will you take me as I am? Will you? |
私は四十人ぐらいの観客を前に、クラブで歌うのが好きだったわ。 ジョニミッチェル | |
私は四十人ぐらいの観客を前に、クラブで歌うのが好きだったわ。注目の的になれるのが好きだったの。まるで一座の花になったような気分になれたわ。私にもうまくさばける程度にね。ところが、大きなステージとなると、もう楽しむどころじゃなかったわ。最初のうちは、とにかく恐ろしかった。いやな経験もいっぱいあるわ、ステージをすっぽかしたこともね。こんなに注目を浴びるなんてバカげてる。私と同じように感じたり、考えたりする人があれほど大勢いるなんて、信じられなかった。個人的にだってそんな人に会ったこともないのに。そこには、何か人を欺くようなものが感じられたわ。だから、そのパワーを楽しむことはできなかったの。 ジョニミッチェル |
Don't it always seem to go That you don't know what you've got Till it's gone |
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Don't it always seem to go That you don't know what you've got Till it's gone They paved paradise And put up a parking lot でもそれってよくある話 なくしてみなけりゃわからない 持ってたものがどんなに大事だったかは ジョニ・ミッチェル 「ビッグイエロータクシー」(室屋憲治) |
情報の量子化 | |
19世紀から20世紀にかけて、絵画や音楽のあいだで芸術の量子化と呼べるような事態があった。カメラや蓄音機、レコードといった媒体の発展により、宗教団体の崇拝対象としてあった芸術が複製可能となり、その価値を離散的な感性で分析する目が培われたのだ。 |
YouTube - Across The Breakfast Table- HOW Orchestra |
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Across The Breakfast Table HOW 1071 by the Hit Of The Week Orchestra 1930 |
YouTube - Abe Lyman's California Ambassador Hotel Orchestra, Phil Neely vocal - Don't Be Like That (1928) |
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YouTube - Roaring 20s: Abe Lyman's Sharps & Flats - San, 1928 |
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Here's another amazing recording of this wonderful orchestra. It's original brand name was Abe Lyman's California Ambassador Hotel Orchestra, but they also recorded as "Abe Lyman's Sharps and Flats". The lyrics of the Lindsay McPhail & Walter Michels' song "San" (1920) -here presented in an instrumantal version - are "the Japanese love story", so I made also a slideshow composed of the vintage Japanese posters. To see more of the astonishing possibilities of Abe Lyman's orchestra - sometimes it's difficult to believe, they played so in the Roaring Twenties, and not in the roick'n roll era - it's worth browsing a little thru You Tube collections, e.g. the fantastic movie with three tunes played by Abe Lyman's band, Merrihew upoloaded http://pl.youtube.com/watch?v=jRwtiu8... , the 1926 tune "Shake That Thing" at kspm's site http://pl.youtube.com/watch?v=2D06FSF... a very early recording "Queen Of Egypt" (1923) http://pl.youtube.com/watch?v=Znk7Rg1... or soft and lovely "Never Swat A Fly" http://pl.youtube.com/watch?v=gfu4jw8... |
YouTube - Hall & Oates - Kiss on My List (1980) |
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Kiss on My List |
Amazon.co.jp: ジェームズ・ブラウン(ガリマール新評伝シリーズ 世界の傑物 2) (ガリマール新評伝シリーズ―世界の傑物): ステファン ケクラン, St´ephane Koechlin, 鈴木 知子, 井筒 和幸: 本 | |
なんじゃこれは |
起立・礼・着席 | |
コードの本を読むとまず冒頭にするのが合唱の前にやる起立、礼、着席の礼をとって物事の終止を教てから今度は教会のアーメンを弾いて様々なバリエーションに入って行く。 フランクザッパという音楽家はその音楽の決まり事を嫌ってすべてルールをすべて逆手にした曲を作ったりしたそうだが、ここではおとなしく起立礼着席だけ考えて生きて行きたいと思う。起立礼着席のことしか考えない音楽があってもべつにいいはずだ。 |