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最新更新日時: 2017年09月30日 13時06分
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2007年11月16日
「日本の悲劇」 |
朝仕事に行く前に映画館に寄り、モーニングショーで木下恵介監督の「日本の悲劇」を見る。映画の内容などについては最近出た川本三郎の「いまひとたびの日本映画」が参考になると思う。ここでは、簡単な感想のみを。作中、ドラマの合間に挿入されるニュース映像や回想シーンの多くが、無音で編集されていることが、かえってこの時代の暗澹たる雰囲気を醸し出していることが一番印象的であった。 |
2007年11月17日
「山岡鉄斎展」を見る |
溜池山王の「大倉集古館」へ初めて行き、「山岡鉄斎展」を見る。少し前に国立博物館の「大徳川展」という人は多いが余り印象に残るもののない展覧会へ行ったとき、常設展示の一環として鉄斎の絵を見て、興味を持っていたのであった。今回の展示の中で気に入ったのは、二幅の「しょうき図」。(漢字が出てこない。あまり一般的な文字ではないようだ。私が子供の頃には、五月人形の定番であったのだが。) 大らかに笑ってみることができるような感じが、とても好きな理由なのである。展示品の中に、田能村直入という人にまつわるものがあり、姓でなんとなく大西巨人の「神聖喜劇」の一節を思い出していたら、田能村竹田の弟子だかであった。「神聖喜劇」を読んだのは、もうかなり前のことである。 このようにして、いろいろなことが年月をかけて蓄積されていく。 |