FICTIONS >> 5.チョコレートカスタマイズのうた >>

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最新更新日時: 2011年12月31日 18時06分
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13.モクテソマ王は、一日50杯のカカワトルを欠かさなかった
本当の神の食べ物
は、今では失われてしまったのかもしれない
しかし、カカオは、甲種乙種ふたつの種類を
もって、アステカの地に
根をおろした
王が飲むカカオは、もちろんクリオロ種である
数がすくないものは、多くの人が味わえないため
自然と、価値があがるものだ
そして、高貴だといわれるひとびとも
数がすくない
数がすくないから、価値があるのか
価値があるために、数が少なくなるのか
ともかく
王が好んだカカオはクリオロ種である
アステカ王はそれを好んでのんだ
モクテソマ王は、一日50杯のカカワトルを欠かさなかった
という。
神に、もっとも近い男
作成: 2011年02月05日 14時10分 / 更新: 2011年02月05日 14時17分

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