9.ケツァルコアトルは王国からの追放を余儀なくされる | |
わたしがその根拠とするのはこうだ ケツァルコアトルがトルテカ(メキシコ中部)の民に 人間にはじめて火を与えた神 だといったが、トルテカの伝承によればかれは とうもろこしや、うつくしい花ばな さまざまなものを人間にあたえた豊穣(ほうじょう)の神 である そしてなにより、平和を愛した が、そのために ケツァルコアトルは神としての地位をうしなう ケツァルコアトルは生け贄をすることにはんたいし その考えに敵対する、テスカトリポカ(畏怖の神)に 酒(オクトリ(プルケ(スペイン語である)))をのまされ、酩酊し、淫行にふけるようになり やがて 王国からの追放を余儀なくされる |
【このカードへのコメント】