5.どんどん食物を出してくれる器でございましょう | |
といった。人間たちは喜んで 「ありがとうございます。その便利なものと申すのは、い ったいなんでございます?」 と尋ねた。ケツァルコアトルはにこりと笑って 「何だか お前たちのほうであててみるがよい」 といった。人間たちは互いに顔をみあわせて しきりに考えていたがやがて一人の男が 「わかりました、すばらしい投槍でございましょう?」 といった。「違う」とケツァルコアトルが頭をふった。 「では、どんどん食物を出してくれる器でございましょう」と また一人の男が言った。「違う」とケツァルコルトルが頭をふった。 |
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