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最新更新日時: 2011年01月25日 04時52分
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"新たな息吹を吹き込む"公式
アルバムのマーケティングの手段として当然考えられることは、収録曲にオリジナルのヒット・シングル曲を入れることです。では、名前は知られているがオリジナル・ヒットに恵まれないアーティスト場合はどうしたのでしょう? クライヴはそうしたアーティストに"新たな息吹を吹き込む"公式を作りました。 それは誰もが知っている他人のヒット曲をカヴァーするという方法でした。 アンディ・ウィリアムスの場合、例えば当時ヒット中の映画音楽のテーマを誰よりも早くカヴァーしたり、いち早くビートルズ・ナンバーをカヴァーしたりすることによって、オリジナルにひけを取らないアンディー版のヒット曲を作ってしまったのです。 クライヴがその"公式"を使ったのが'60年代の終わりとすれば、'40年前の公式が形を変えて現代にも通用しているといえるでしょう。 クライヴは言います「人はレコード(CD)の裏をみて、1曲でも自分が知っている曲が多いものを買うと・・・・」。
(Column 〜The Seasoning of Songs〜|フジパシフィック音楽出版)
作成: 2010年01月15日 07時20分 / 更新: 2010年01月15日 07時20分

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