ハイパープロジェクトのご紹介 >> ハイパープロジェクトについて

プロジェクト管理用のWindowsシェアウェア「ハイパープロジェクト」をこちらで配布・販売すると共に、プロジェクト管理の超入門ガイドを掲載しています。

最新更新日時: 2009年06月30日 16時21分
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1.1. ハイパープロジェクトの概要
 プロジェクト管理ソフトの多くは、まず理論ありきで、その理論を把握することなくしてソフトは使えない、というものが多く、なおかつ日本のビジネスプロセスには必ずしも必要のない部分も多く含まれる為、導入してもすぐに使えないものがほとんどでした。

 しかし、導入を必要としているのは、実際に現場にいる管理者で、これから理論を覚え、なおかつソフトの使い方を覚えるという学習・教育の時間を持てない人がほとんどなのです。

 ハイパープロジェクトを開発しはじめる際に考えたのは、まず、

見たまま・感じたままに操作でき
頭に思い浮かぶ作業の流れをそのまま画面上に表現・整理でき、
それを従来の表現方法(ガントチャート等)に展開できる、


という点です。

 ここでハイパープロジェクトの特長をいくつか挙げていきましょう・・・
作成: 2009年03月05日 17時25分 / 更新: 2009年03月05日 20時29分
1.2. わかりやすい操作環境ですぐに使いはじめることができます
1.2. わかりやすい操作環境ですぐに使いはじめることができます
日本で一から作り上げたソフトだからこそできた、わかりやすい操作性と、PERT※を知らなくても、思いついた作業と所要日数を仮に入力していき、線で結ぶだけでスケジュールが作成できます。

※ PERT理論(PERT図)
プロジェクトを構成する一連の作業の流れを表現した図。
考案された当初は1つの作業を矢印で、矢印の長さで期間を表し、その矢印を繋いで表現するアロー型のPERT図が主流であったが、コンピュータで処理するようになって、作業をボックス型のアイコンで表現するフロー型(プレシーデンス型)のPERT図が主流になった。
アイコン自体は時間を表現しないが、作業の流れを組み換えやすいというメリットがある。


1950年代に米国海軍を中心に考案され、潜水艦ポラリスの建造にPERT手法を用いて7年の計画が2年短縮できたことで一般に普及。日本でも東京オリンピックに伴う新幹線や首都高速道路建設で利用された。

更にクリティカルパスメソッド(後述)を盛り込んだPERT/CPMやPERT/TIMEなどの手法も考案された。
作成: 2009年03月05日 17時27分 / 更新: 2009年03月05日 20時29分
1.3. もちろんスケジュール管理だけではありません
1.3. もちろんスケジュール管理だけではありません
教本などでは理解しにくいPERT理論はもちろん、手書きでは書き直しが面倒なガントチャート※も、使いながら学べ、理論がわかっている方なら1~2時間ですぐに実践に使えます。

※ ガントチャート
第一次大戦中に兵たん業務の段取り・調整のために考案された手法で、バーの長さで作業の期間を表現する。
メリットとしては、誰でも見やすく、進捗状況が把握しやすい点が、デメリットとしては作業間の関連性が分かりづらく、遅延の影響がつかめないなどの点が挙げられる。


プロジェクト管理ソフトとは、単なるスケジューラではありません。プロジェクトの資源(リソース)である人材の管理、コスト管理、負荷の管理まで、このソフトで様々なマネジメントが可能です。

もちろん日程の管理においても、クリティカルパス※を自動算出し、ビジュアル化することで、後続作業に影響のあるタスクがすぐに把握できます。

※ クリティカルパス
少しでも遅れが生じると後続する他の作業の計画にも遅延が生じ、プロジェクトの終了予定日にまで遅延が生じる作業の流れ。
これに対して、ある時間の遅れが出ても後続する作業に影響のない場合、その作業は「ゆとり時間」もしくは「余裕時間」を持つ作業と呼ばれる。後続の作業に影響がないゆとり時間と、後続作業には影響があるがプロジェクト全体には影響がないゆとり時間がある。
作成: 2009年03月05日 17時28分 / 更新: 2009年03月05日 20時29分
1.4. 更にPRO版では大型プロジェクトに必須の機能を多数搭載
1.4. 更にPRO版では大型プロジェクトに必須の機能を多数搭載
 日付に頼らず、WBSでプロジェクトの作業をブレークダウンすることができます。
 負荷をグラフィカルに表示するヒストグラム※(積み上げ棒グラフ)により、負荷を把握し、負荷の山崩しが可能
 実際に開始終了した日付を入力することで、元のスケジュールとは別に実績反映モードでの表示が可能。
 新規管理項目として、関数や計算式による入力項目や計算項目を追加可能。
 現在の進捗をグラフィカルに表現するイナズマ線表示と履歴管理も行える。

※ヒストグラム
作業負荷などを数値化し、ある期間単位での複数作業の負荷の合計値を積み上げた棒グラフで、山積みグラフとも呼ばれる。
スケジュールを調整することで過負荷な部分と負荷の少ない部分のムラをなくす(山崩しを行う)ことで、無理や無駄のない計画立案ができる。


 ハイパープロジェクトは、Plan(計画) Do(遂行) Check(管理) Action(最適化)全てのシーンで活用できる、PDCAサイクル支援のためのプロジェクト管理ソフトなのです。
作成: 2009年03月05日 17時29分 / 更新: 2009年03月05日 20時29分
1.5. 仕様と動作環境
以下は標準版及びPRO版の共通仕様です。
パーソナル版は以下の機能から「実際の開始日・終了日」の管理機能を除いたものです。

■データ処理件数

  • 1ファイル最大10,000件(CPU処理速度・メモリ・ディスク容量に依存)
  • 最大10階層までの階層構造

■ファイル入出力

  • CSVファイル(カンマ区切り)
  • OLEによるリンク貼り付け
  • テンプレート形式のファイルによるフォーム登録機能

■プロジェクト管理
  • 複数プロジェクトを同一ファイル内で管理
  • 所要日数入力により、開始終了予定日やクリティカルパスを自動計算
  • 処理日数の入力は0.1日単位
  • 所要日数等の変更はリアルタイムで全タスクを再計算
  • 最早開始・最遅終了日やゆとり時間の設定が可能

■カレンダー設定
  • 1992年~2029年12月31日まで管理可能
  • 8種類の稼働日カレンダーを登録可能
  • プロジェクト・タスク単位でカレンダーを設定可能

■管理項目
作業名・担当者・所要日数・最早開始/最遅終了日・実際の開始/終了日・進捗状況・予算/実績・メモ

■データ編集・操作
  • 文字数字はもちろんタスク単位(下層タスク含め)のカット・コピーが可能
  • 各項目の条件設定(関数・計算式・文字列)による検索
  • 検索と同条件で抽出(タスク選択)と選択タスクのみの表示
  • 固定文字列を20個まで登録しショートカット入力可能
  • 日付の早い順・遅い順でソート可能
■印刷・表示
  • ズームイン・ズームアウト(0.5日/1日/1週間/1ヶ月/1年単位まで)
  • 印刷プレビュー機能
  • OLE書き出し・PERT図にコメントやグラフ等を任意に配置可能

■PERT図
  • プレシーデンス型(非アロー型)
  • アイコン自動整列機能
  • アイコンを重ねることで下層タスクへ移動
  • 各種表示形式設定可能

■ガントチャート
  • バーチャート(1列1タスク型・1列に複数タスクの配置は不可)
  • 直接マウスで長さ(時間)を設定可能
  • 下層タスクの表示非表示切替

■動作環境■
OS:Windows2000/WindowsXP/WindowsVistaの動作する環境
CPU:Pentium4以上
HDD:5MB以上の空きスペース
作成: 2009年03月05日 17時33分 / 更新: 2009年03月05日 20時32分
1.6. パーソナル版/標準版/PRO版の違いについて
 HyperProjectパーソナル版は、HyperProject標準版の機能のうち、実際の作業開始・終了日の入力ができないようになっています。

 PRO版には、仕様に書かれた内容(標準版PRO版共通機能)に加えて、以下の機能が追加されています。

 なお、ユーザ登録されていないデモ版ではデータを保存できないようになっています。
 ユーザ登録すると、IDとパスワードを発行し、これを入力することでデータを保存できるようになります。

実績反映モード

  • 作業が実際に終了した日付を入力すると、PERT手法による日付の再計算をおこない、後続する作業の開始日を自動的に変更
  • 計画時と実際の進捗を比較し、どこに遅延理由があったかが一目で把握

イナズマ線表示と履歴記録

  • 今日の日付と比較したプロジェクト全体の進行状況や個々のタスクの進行状況を表示するイナズマ線表示機能
  • イナズマ線の履歴は10本取ることができ、プロジェクトの進捗状況の推移が一目瞭然

WBSモード

  • WBSモードに切り替えることによって、日付にとらわれない日数積み上げ型の表示が可能
  • 各作業の開始日・終了日を日数積み上げ型で表示するため、手作業で計算したPERTの回答として利用でき、プロジェクト管理者教育用のツールにもなる
  • 管理項目追加機能

管理項目を新規に最大16まで登録可能

  • 人日計算やヒストグラム作成のための負荷計算、優先順位等、必要な管理項目を登録可能
  • 文字型/担当者型/数値型/予算型(数値)/日付型から選択
  • 四則演算や論理式も登録でき、列単位でのリアルタイム計算が可能
  • 日付の計算や担当者計算などの各種関数を用意
  • OLEリンク貼り付けされた外部データを参照した計算が可能
作成: 2009年03月05日 17時34分 / 更新: 2009年03月05日 20時33分
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