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最新更新日時: 2009年06月30日 16時21分
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. 作業を洗い出す作業=WBS |
これを管理する為に、多くのプロジェクト管理手法(ソフト)では、プロジェクトを構成する作業全てをタスクと呼び、階層構造を持たせています。 小さなプロジェクトでは、業務を細分化するといっても、全体の管理者が思いついたものを単純に並べていけば済むかもしれません。 しかし、新規のプロジェクトや、中長期に渉るプロジェクトや、たくさんの部門や会社が係わる複雑なプロジェクトになると、まだ未確定であったり、全体の管理者だけでは判断のつかない業務もでてきます。 その場合には、WBS(ワーク・ブレークダウン・ストラクチャ)という業務の細分化が必要になります。基本的には、現場の担当者などを集めて、個々の作業=タスクを洗い出していきます。 まだ不確定なタスクについては、大まかに手順だけを決めておき、計画が進むにつれて細分化していきます。 また、所要日数なども、現場の人間の予想日数と、全体の管理者の予想日数などで、楽観値(最短予想)と悲観値(最長予想)を割り出して所要日数を割り出していきます。 このようにして作業を洗い出し、各担当者に確認させることで、計画段階での抜け落ちを防ぎ、全体管理者だけが考えた独りよがりな計画ではなく、プロジェクトに係わる全員が納得でき、プロジェクト全体を見渡せる計画を作ることができます。また、どの部分がリスク(コスト増大・計画遅延)が高くなりそうかを判断しやすく、見積精度を高めることもできます。 WBSの手法としては、ツリー型・作業手順表型、業務フロー型など様々ですが、先述のように、階層を用いて、大まかな作業の流れを描き、その作業を更に細分化するというのが基本です。 |
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