ブログ のようなもの >> 2009/02の雑記
ネット上で拾ったネタと共に雑感を
ミーム吉田のネットクリッパーのミラーサイトとしても
最新更新日時: 2010年08月24日 13時21分
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オンライン大学講義集Academic Earth |
世界の大学の講義がオンラインで見られるAcademic Earth 有名大学の講義がたくさんある(もちろんこうなるから大学に行く意味がないということは全然ないが、勉強したい人にはいい環境になったものだと思う) ダウンロードできるので直リンクすることもないけど、試しに。 |
坂道のアポロン 1 (1) (フラワーコミックス) | |
買おうと思いつつ買ってなかったが、もうすぐ3巻が出るということで、やっぱり買ってしまった。 内容的には60年代の地方(九州)、ちょっと精神的に陰があるお坊ちゃま秀才が都会から田舎へ転校してきて、不良とその幼なじみのクラス委員の女の子の3人で織り成す典型的な青春恋愛ストーリー。 だけど、ジャズを知ってつながっていく人間関係+恋愛関係がよい感じ。 のだめカンタービレほどハイレベルでなく、スウィングガールズっぽさもあるけどチーム団結な青春ものでもない。感覚的には吉田秋生の楽園シリーズに近い、もどかしいN角関係という感じ。 都会から来た主人公を妬む地元お坊ちゃまがビートルズのアルバム(HELPだっけか)を持ってきているのも時代を感じさせる。 高校生になる頃ジャズに(聴く方だけど)はまった自分にもちょっと重ねつつ、ついBGMに何を聞こうか考えてしまう。 1巻に出てくるのはアートブレイキー、2巻ではビル・エバンスとチェット・ベイカーとベタなくらいスタンダード。サブカードにアルバムを入れておく。 YouTube動画は関連リンク参照 |
きのう何食べた? 1 (1) (モーニングKC) | |
モーニングで連載していて気に入っているので、お薦めとして。 ゲイのカップルの日常を、日々の料理をキーに描いているのだけど、(自分はゲイではないが)日々料理するゆえに、細かい描写に非常に共感してしまうのだ。 日持ちしない厚揚げを買って、2回に分けてどう料理するか悩んだり、鍋なら副菜はいらんだろうと思いつつ、やっぱりきんぴらを作ってしまう副菜好きだとか、わからない人にはわからないかもだけど、やたらリアルに頷いてしまうのであった。 凝った料理でなく、めんつゆ、白だしなど既製品を使いつつ、というのはまあ、昨今人気の料理ブロガーなどにも共通するのだろうけど、さらっと描きつつ、「ふつうは~なんだろうけど、こうする方が好き(あるいは楽)」といったモノローグが、ノウハウ本的な押しつけがましくなくてなかなかいい感じなわけで。 ゲイのカップルという、ともすればベタッとしそうなところはさっぱりと描きつつ、生活感は妙にたっぷりあるバランスがよいのだろうね。 |
巨人譚 (光文社コミック叢書SIGNAL) (光文社コミック叢書“シグナル” 19) | |
最近のバイオの黙示録と同様、長年にわたって発表してきた短編が、後でつながっていくというスタイル。 ただ、第一部と第二部に分かれていて、第一部はタイトルどおりギリシア神話系の巨人譚なのだが、第二部はこれまで「聊斎志異」系シリーズに掲載されてきた中国故事的内容なので、帯のコピーは微妙で、五行先生と阿鬼の冒険を楽しみにしている自分にはちょっと残念だが、読めるだけでも幸せなのでよしと。 そういった引き出しをたくさん持っている諸星氏が、今もって第一線で活躍しているのはうれしい限りである。 モーニングの連載も長く続いて欲しい。 極端かもしれないけど、陽の手塚治虫、陰の諸星大二郎みたいに思っている。 |
かむろば村へ 4 (4) (ビッグコミックススペシャル) | |
完結。 正直こういう結末とは思わなかった。が、いがらしみきおファンとしては、初期のギャグからぼのぼのへいくと同時に、子供(三歳児くん)と老人(のぼるくん)の世界を描き、児童向けファンタジー(忍ペンまん丸)が花開き、そして最近のホラーまで展開して、正直この世界はいったいどこに向かっているの?と思っていたが、社会派ファンタジーとして終結した。 そういう意味で、ネタ的にもう1~2巻くらいのばしてもと思ったりしたのだけど、逆に狙わずさっぱりと裁ち切り、笑わせつつリアル社会を考えさせる内容となった。 |
オンラインゲーム&コミュニティカンファレンス参加 |
カンファレンスのいくつかの話を聞いて思ったのは、やはりコミュニティを形作る動機付けとして根強いのは、承認欲求を「適度に」満たすこと、なのだろうということ。 オンラインゲームであれば、初心者をサポートしたり、ギルド内で活躍して他のメンバーに感謝されたい、あるいはPKのような悪役でもいいから目立ちたいという場・機会が与えられるということであろう。 仮想世界がいまいちなのも、承認欲求を満たす方法がまだ大してない(釣りやゲームのランキングとかアバターの見かけのみ)だからかな、とか。 もちろん、ゲームにしてもギルドが負担になるほど固い縛りがあると逆に敬遠されるだろう。 ただ、例えばゲーム中になんらかの施し(初心者を助けた等)を与えれば、別の面で報われる(直接的には相手に謝礼・感謝ポイントを提供する等)ような要素があればよいのかな、と。 はてブでは、単にコメント書いて終わり、でなく、自分のコメントに賛同する人・けなす人がいるというのを翌日とかに見て一喜一憂する。 ただ、自分のブログでトラバして反論とかはしない(自分をさらしすぎる)、という距離感で「自分を見て・認めて」という欲求を満たすのだろうと。 ミームメモはまだまだその点、いろいろある個人ツールからコミュニティツールにまで抜け出せないので、友達との連携(フレンド検索とか知らない人とのやりとりをサポートするツール等)とかそっちにも拡大しないと、なのかなあと。 |
大乱闘スマッシュブラザーズX | |
すでに発売後1年たっているのでレビューすることもなかろうけど、最近入手し、やはり素晴らしいので掲載。 任天堂には、ゲーム+キャラクターという点でソニー(プレステ)にはない魅力と歴史があることを思い知らされる作品。 参加したミュージシャンやアレンジャーなど音楽面での充実度が素晴らしく、ゲームにおける音楽の重要さがあらためてわかる。耳になじんだ、というか、何時間も聞かされたBGMを聞くと、ドット絵だったキャラたちが3D+アレンジされた音楽で再び蘇る。はてはプレイしたことのないゲームまでがデジャブのようにその仲間に加わる。 というわけで、やはり自分は任天堂・ファミコンとともに育ったことを思い知らされるのであった。 |
悶々ホルモン | |
漫画雑誌モーニングでの読み物連載なので、本書は買ってないけど、お勧め。 自分も愛するモツ・ホルモン店を巡る冒険。でも通風持ちの自分には危険すぎる内容。赤肉は熟成というのもあるけど、やはりホルモンは鮮度と処理方法なのかな。 |