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最新更新日時: 2010年08月24日 13時21分
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百鬼夜行絵巻の謎 (集英社新書 ビジュアル版 12V)
昨今金欠ゆえ新刊書の購入は控えていたが、店頭で見かけてパラパラみたら、もうたまらず衝動買いしてしまった。
新書だけど1200円と高い、のだけど、いろいろ出てきた百鬼夜行絵巻の共通点をカラー写真を使い、キャラたちを反転させて類似性を見たりして、たくさんある百鬼夜行絵巻の系譜・関連性を探るというもので、妖怪研究で有名な小松和彦氏の本。
まだ本文は読み通してないけど、なによりふんだんに紹介されているカラーの絵がよい。新書のサイズで小さいのは仕方ないけど、やはり昔の人の描く妖怪たちがすばらしく恐ろしくも楽しげだ。
古い道具類が妖怪になる憑喪神たちも、灯籠に琵琶、角だらいに杓子に燭台にと、バラエティ豊か、動物に魚介(サザエ・タコ・ハマグリ等々)まで、こんな行列が見られたらさぞ楽しかろうというものばかり(ただ、人間食べてる絵もあったが)。
安倍晴明の祈祷中に、式神や憑喪神たちがちょこんと座ってて、なぜか癒されるw
というわけでお薦め。Amazonでは表紙絵がないのでわからないが、店で見るとインパクトもあって、思わず買ってしまった。
作成: 2008年12月19日 04時02分 / 更新: 2008年12月19日 04時02分

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