Android Memo >> Android関連ニュース2011/05 >>
Android関連ニュース、マーケット調査データ、アプリなどをピックアップしていく
最新更新日時: 2011年07月14日 10時32分
このフォルダのページビュー: 369810
「オクトバ」代表に聞く、Androidスマートフォンの人気アプリ動向|アフィリエイト情報サイトGDIビジネス,ネットビジネス,日本語,登録,副業,解説,サポート |
http://ameblo.jp/yanagawa-gaid/entry-10880327713.html オクトバでの人気Androidアプリは? では、オクトバのレビューで多く読まれている人気のアプリとはどのようなものなのだろうか? 丸岡氏によると、スマートフォンの基本機能をカスタマイズするようなアプリケーションの人気が高いとのこと。例を挙げると、電話帳アプリやユーティリティー、ホーム画面を入れ替えるアプリなどだ。また、こうしたアプリケーションは、豊富な機能を備えており、そのため、動作が速いことが求められる傾向が強いとのこと。 この傾向からは、「以前携帯電話で使っていた機能を使いたい」など、スマートフォンの基本機能にアプリを追加して操作を快適にしたいというニーズを見て取ることができる。ある意味、カスタマイズの自由度が高いAndroidならではの傾向で、iPhoneの人気アプリとはやや異なる。 一方、ゲームに関しては、スマートフォンで人気の「Angry Bird」に代表されるように、指1本の操作でシンプル、かつ空き時間に簡単に楽しめるようなものが、人気が高いとのこと。複雑なゲームは客層を絞ってしまうため、ユーティリティーとは対照的に、気軽さが求められるようだ。 他にもビジネス関連のアプリに人気があるほか、レビュー数は多くないもののグラビア系のアプリは紹介すると、人気が高まるという。こうした傾向から、比較的男性ユーザーの利用が多いということも見てとることができる。 アプリビジネス活性化に求められるプロモーション そして、Android向けアプリの大きな特徴が、無料アプリの人気の圧倒的な高さだ。これには、iPhoneでは、有料アプリが増えてきているが、Androidはそれと比べ、無料アプリの比重が高いことが影響している。 例えば、先に紹介したAngry Birdなども、iPhone版は有料で提供されているが、Android版は無料で、広告で収益を上げる形となっている。スマートフォン向けアプリケーションでのビジネスは、収益率が低く非常に難しいと言われているが、中でもAndroidの場合、多数の無料アプリの存在がアプリビジネスのしにくさに繋がっている側面もある。 ただ最近は、コンテンツ料金を携帯電話の料金と一緒に請求できる、いわゆる“キャリア課金“がAndroidマーケットにも対応するようになり、Androidでも有料アプリケーションが購入しやすい環境が整ってきている。またGoogleも、アプリ内で課金ができる「in-app-billing」の仕組みを提供。これにより、ダウンロード時の課金だけでなく、オンラインゲームや、最近人気のソーシャルゲームのような“アイテム課金”によるビジネスも実現可能になるなど、課金環境は徐々に整えられてきているようだ。 スマートフォンのアプリは、それを提供するマーケットに不足している要素が多く、特にビジネスという側面で見ると、注目度とは裏腹に収益率が低く、盛り上がりに欠けるという状態が長く続いている。そうした中でも特に不足しているのが、アプリケーションをユーザーに知ってもらうプロモーションの部分ではないかと筆者は常々感じている。 キャリアがスマートフォンへの移行を積極化させようとしている昨今だが、そのためには、その上で動作するコンテンツビジネスの活性化も同時に求められてくるだろう。それには、アプリの数を増やすだけでなく、オクトバのようなレビューサイトに代表される、良質なアプリを多くのユーザーに知らせるための仕組みやサービスの確立が急務であるように思う。 |
【このカードへのコメント】