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最新更新日時: 2011年07月14日 10時32分
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KDDI決算は減収増益、2011年度はスマートフォンが400万台と大幅増を予測 - ニュース:ITpro |
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20110425/359798/?t2 KDDIは2011年4月25日、2010年度(2010年4月~2011年3月)の通期連結決算を発表した。売上高は対前年度比0.2%減の3兆4345億円、営業利益は同6.3%増の4719億円の減収増益となった。 連結の増益は10期連続、黒字化を経営コミットメントとしていた固定通信事業は、重複するネットワーク設備のスリム化などが奉功して7期振りに黒字に転換した。黒字幅は240億円であり、期初目標としていた100億円を大幅に上回っている。なお東日本大震災で受けた基地局や通信網の被害の影響として、176億円を特別損失として計上した。 スマートフォンへの一層のシフトを進める 決算説明会に登壇した同社の田中孝司社長(写真1)は2011年度の取り組みについて説明し、今期を「次なる成長に向けたスタートの年」と位置付けた。具体的には、移動通信事業の勢いの回復、固定通信事業の増収増益の確立、さらに新たな時代への準備を進めるとした。 移動通信事業ではスマートフォンへのシフトを一層進める。2010年度のスマートフォンの販売台数は109万台(販売台数比率9%)だったが、2011年度は400万台(同33%)と大幅増を見込む(写真2)。スマートフォンへの機種変更する前後でデータARPUは約1600円上昇する傾向にあるといい、2011年度のデータARPUは前年度から220円増の2540円を見込む。2011年度の音声ARPUは同620円減の2000円を予測し、2011年度中に音声ARPUとデータARPUが反転する見込みとした。 田中社長がこれまで繰り返し表明してきたように、今期同社が出す端末の半分以上がスマートフォンになる。おサイフケータイやワンセグなど日本の定番機能を搭載するスマートフォンに加え、グローバルモデルやWiMAX対応モデルも拡充する。 なお、2010年秋にIS03を発売して以降、解約率も低下傾向にあるという。2011年度の解約率は、2010年度の0.73%を下回る0.70%を見込む。 |
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