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最新更新日時: 2011年07月14日 10時32分
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【コラム】調査データから見えるマーケティングのヒント (11) ケータイユーザーの利用コンテンツ(サイト)に異変の予兆が!? | ネット | マイコミジャーナル
http://journal.mycom.co.jp/column/mmd/011/index.html

国内SNSサイトの利用率が急伸

上位の結果は以下の通りです。

1位には「GREE、モバゲー、mixiなどのSNSサイト(69.8%)」がランクインしていますが、昨年8月に行った同様の調査結果では、これらSNSサイトの利用率は36.6%。ランキングでは8位でした。たった半年で2倍近く利用率が伸びている計算になります。

これはおそらく、昨年来のソーシャルアプリブーム、そして地上波でのテレビプロモーションのもたらした効果だと思われますが、これは当研究所の過去の調査を振り返っても類を見ない浸透スピードです。

ケータイユーザーがこの1ヵ月の間で利用・アクセスした携帯コンテンツ (MMD研究所調べ)

ちなみに、内訳としては「GREE」の60.3%が最も多く、次いで「モバゲータウン(48.1%)」「mixi(39.7%)」となっています。

ケータイユーザーのSNSサイト利用率内訳 (MMD研究所調べ)
Twitterユーザーはスマートフォンに移行?

では、FacebookやTwitterについてはどうでしょうか?

残念ながら昨年8月の調査では、Facebookを選択肢に加えていなかったため、比較対象とすべきデータがないのですが、この2月に当研究所が行った調査では、「携帯電話からFacebookにアクセスした」と回答したケータイユーザーは、わずか2.9%でした。

Facebookの日本向け携帯版が公開されて1年近くが経とうとしていますが、ケータイユーザーへの浸透ということに関しては、まだまだこれからと言わざるをえない状況のようです。

一方、Twitterについては面白い結果が得られました。

以下のグラフは、SNSとTwitterについて、それぞれ2010年8月の調査と2011年2月の調査を比較したものですが、前述の通り一気にケータイユーザーの間で利用率を伸ばしたSNSとは対照的に、Twitterについては逆に微減という結果になっています。

Twitterのケータイユーザーは微減。スマホに移行した? (MMD研究所調べ)

しかし、だからと言って「Twitter人気に陰りが見えた」という話題があるわけでもなく、「ユーザー減」「ツイート数減」といったニュースを見かけるわけでもません。

ここからは調査結果ではなくあくまで筆者の推測ですが、このデータはについては、「Twitterを日常的に使っているユーザーが、この半年の間に携帯電話からスマートフォンに移行した」と見るのが正しいのではないかと考えています。
作成: 2011年02月18日 15時19分 / 更新: 2011年02月18日 15時19分

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