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ここで挙げた調査データをはじめとする各種マーケットデータのサマライズからアプリランキングの推移レポートまで、お気軽にご用命ください。

最新更新日時: 2013年07月09日 03時37分
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売れるiPhoneアプリにするための151のヒント
AppBank記事より

こんにちは、もとまか(@motomaka)といいます。
色々とiPhoneアプリ作ってます。iPadアプリも作ってます。ブログもやってます。どうぞよろしくお願いします。

最近、アプリ開発のセミナー等をよく見かけますね。

ASCII.jp:AppBankが語る「売れるiPhoneアプリとは?」
売れるiPad/iPhoneアプリのためのデザイン必須知識(1/5) – @IT
売れるiPhone/iPadアプリの作り方・育て方@銀座 : ATND
Togetter – まとめ「第1回iPhoneアプリ勉強会(Presented by AppBank)」
Togetter – まとめ「7/9 #appbank 第2回iPhoneアプリ勉強会」
Togetter – まとめ「7/9 #appbank 第2回iPhoneアプリ勉強会 / 狩られ道さんのターン」
やはり、iPhoneアプリの開発は盛り上がってるみたいですね。
私がかつて書いた開発チュートリアルを見てくださって、ブログへコメントで質問される方も多いですし。嬉しい限りです(^。^)
お気軽に、ドシドシ質問して頂ければ幸いです。
ただ、私に分からないことはお答えできない場合もあります。
ていうか、その方が多いです。ご容赦ください。スミマセン。先に謝っておきますm(_ _)m

私もこういう記事は興味があるのでよく拝見するんですが、やはり面白いし、何より興味深いです。

既にiPhoneアプリで成功されている方のお話が面白いのは

「え?そんな風に考えるんだ」
「なるほど、それはそうだよな」

といった、単純な驚きや自分の考え、やり方と比較出来る点にある、と思います。
他の方々が、何がきっかけで、どうやってアプリを作ってるのか。
色んな人の話をもっと聞きたいなぁ、とも思います。

で、私も何個かアプリを作ってきたし、何か書けることはあるかな?
と思って書いてみたら、案外色々出てきたので、ここに紹介してみようと思います。



「売れるアプリの作り方」について

売れるアプリの作り方。
iPhone アプリ開発に関わる方なら、誰にとっても興味深いテーマだと思います。
まず、これについて最初に結論を言うと、

「売れるアプリの作り方」なんてものは、存在しない

むしろ「ありえない」という方がより正確かもしれません。

それは何故か。
そんな方法があったとしても、すぐに陳腐化するだけだからです。

「AppStore は人類史上最も競争の激しい市場である。」
ゼペット宮川さんの言葉ですが、まさにその通りだと思います。

しかし、「売れるアプリの作り方」の方程式はなくても、その答えを作り出すこと、見つけることは誰にでも可能です。
答えは自分の中にあり、誰でも持ってるはずだからです。
AppStore は誰もが平等に競争出来る世界で唯一のiPhoneアプリのStore です。
だからこそ、誰にでも平等に勝つチャンスはちゃんとあるはず。
その答えは、誰も教えてくれません。ていうより誰も教えることが出来ないんです。
出来ることは、自分はこうでした、こうしてます、こう考えました、という話をすることだけです。
そういう話をヒントにして、いかに自分の道を見つけて切り開いていくか。
そう、結局自分の答えは自分で見つけるしかないんです。

これから、私の経験や考えを箇条書きで紹介していきます。
注意して欲しいのは、これは私のやり方、考え方だと言う事。
自分のやり方は自分で見つけて欲しいですし、同じやり方は無理だとも思います。
ただ、その参考にして頂くか、何かのきっかけになれば幸いです。

アプリ案を考えるためのポイント20

・まず目標、コンセプトをはっきり持つこと。これがないと始まらないし、終わらない。
・自分はアプリを作って何を目指すのか。目指す先、目的によって内容や方法も変わるはず。
・今のiPhone、 iPadはまだまだ発展途上。どこかに必ず不便な箇所があるはず。それを見つけること。
・それを見つけるには、とにかく iPhoneやiPadを使うしかない。ローマは一日にして成らず、である。
・決して現状に満足してはいけない。満足したら、そこで終わり。
・人にはそれぞれ個性や趣向がある。私には見つけれないものも、あなたには見つけることが出来る。
・自分が必要としてないアプリは作らないこと。それは、多分誰も必要としていない。
・自分が必要なアプリは、他の誰かが必要としてくれるかもしれない。
・多くの人が必要としてくれたら定番、少数の人が必要としてくれたらニッチ。
・定番もニッチも、必要とされていることに変わりはない。そこに優劣はない。
・「売れる」とは「評価される」ということ。良くも悪くも評価されたものが結果として「売れる」。
・ランキング、売上、長期間使用、etc。「売れる」の評価基準は色々ある。
・「売れる」アプリを作りたい人は「売れる」とはどういうことかをよく考えること。
・AppStoreのランキングはよく観察すること。そこにヒントがある。
・AppStoreのランキングは見すぎてもダメ。影響されてはいけない。
・ AppStoreのランキングはたまに見るくらいが丁度いい。いつも見てたら「変化」に気付けない。
・AppStoreのランキングは常に変化している。その時にランキング上位にいるアプリには、何か理由があるからそこにいる。それが何かを考えること。
・長期に渡って使われるアプリは良いアプリである。これは絶対に間違いない。
・自分が思いついたアプリを他の人に先にリリースされた時、それはチャンスでもある。止めることはない。そのアプリをじっくり観察し、勝てる見込みがあればアタックあるのみ。
・自分が出したアプリの同類アプリが出た時、それはチャンスでもある。敵の長所、自分の短所を見定めることが出来る。勝っていれば放置してok。負けてる部分があれば取り入れれば良い。

開発スキル向上に向けたポイント15

・アプリ案ばかり考えててはいけない。何でもいいから手を動かそう。
・最初は開発本は不要。読書するより手を動かすべき。
・ネットにいくらでも無料で情報がある。このチュートリアルをやってみて、面白そうだと思えたら開発本を買おう。
・開発本は勉強の材料ではなく使う道具。使えるようになってから買っても遅くはない。
・英語のサイトもよく読もう。単語を見てれば雰囲気はわかるし、ソースコードは万国共通である。
・アプリを作り上げる力を付けよう。案が浮かんだ時に、それをすぐにものにするために。
・のんびりしてたらすぐに他の人が同じことを考える。それがAppStore。
・決して無理をしてはいけない。自分の力量を大幅に超えたものは、どうせ完成させることは出来ない。
・迷った時はグーグル先生に聞くのが一番。きっと他の人も悩んでるはず。
・困った時は、自分が何に困っているのかを把握すること。でないと答えが見つからない。
・たまに初心に返るといいことがあるかもしれない。
・Appleのサンプルコードにもヒントはたくさんある。
・自分が好きなアプリと同じものを作ってみるのもよい。自分に何が足らないのか把握出来る。
・1つのアプリの裏には幾多ものテストアプリがあることを忘れるな。
・アプリ案が多い人は、時間の許す限りどんどん作るべし。それはきっと糧になる。

iPhone、 iPadアプリ開発の共通ポイント5

・アプリの名前は短く、わかりやすく。
・アイコンには手を抜かないこと。
・デザインもなるべくかっこ良くした方がいい。
・快適操作は必要不可欠である。
・HIGはバイブルである。

iPhone アプリ開発のポイント5

・アプリの基本に忠実であること。
・お手本は全てのiPhoneに入ってる標準アプリ。
・機能はシンプルに。重要なのが一つあればいい。
・iPhoneにはOSのバージョン、機種の違いがある。
・iPhoneのバッテリは無限ではない。

iPad アプリ開発のポイント5

・iPhoneとは画面サイズ、用途、etc、色々な面でiPhoneとは根本的に違う。
・デザイン超重要。
・エフェクト超重要。
・iPad特有のものを考えること。
・メモリはキツイから要注意。

価格設定と売上についてのポイント15

・価格を決めるのは最後の最後で大丈夫。
・価格よりも優先すべきは、アプリ内容の充実である。
・とにかく使ってもらいたいなら無料。ダウンロード数が桁違い。
・高い売上げが目標ならば、自己分析が必須。有料アプリが良いとは限らない。
・アプリ販売以外の収入源があるかどうか。広告、アフェリエイト、開発受託、その他もろもろ。武器があるなら無料アプリの道も検討すべき。ない場合に有料アプリを選択しよう。
・無料アプリは自分の有料アプリへの道しるべ。
・有料アプリの 115円と広告収入の115円は同じ115円である。
・結局、どこから取るかというだけの話。取りやすいところから取ればいい。
・有料の場合は230円以上から。115円はセール価格。その後の戦略的な幅に影響あり。
・価格の変更は慎重に、タイミングが大事。
・セールは逆効果な場合もあることを忘れずに。
・iPhone ユーザはセール情報が大好物、でもそれは非所持アプリに限った話。
・無料アプリの95%は30日以内に削除される、という話もあるが、無視して ok。狙うのはその5%以内。
・「確率的には20個作れば1つは当たる」と考えるべき。ポジティブシンキング。
・今回ダメだったら次を作ればいい。そのためにもアプリ案のストックは常時複数保持すること。

アプリの仕上げに関するポイント15

・最後まで必ず完成させること。それが一番大事。ていうか話が始まらない。
・アイコンは大事。かなり大事。Ratinaディスプレイ対応も忘れずに。
・アプリの名前も大事。わかりやすく、読みやすく、画面に全部表示されること。
・容量は20MB以内に出来そうならすればいいけど、無理なら気にすることはない。
・最初から凄いアプリを作る必要は全くない。シンプルな方がよいことが多い。
・初期バージョンでは不具合を可能な限りつぶすこと。
・単機能でも不具合がないアプリは支持される。
・多機能でも不具合が多いアプリは見放される。一度見放されたら復活するのは困難。
・不具合のことばかりを気にしすぎてリリース出来なくなるのは本末転倒。
・不具合を完全に消すことは所詮不可能、ありえない。というくらいの気持ちになった時がリリース時期。
・リジェクトはされて当然、されない方がおかしい、と思ってれば少し気が楽になる。
・リジェクトを必要以上に恐れてはいけない。むしろチャレンジングに責めるべき。通ればラッキー。
・リジェクトはアプリを良くするきっかけにもなる。非常に不愉快でも、それをバネにしてチャンスをものにしよう。
・登録するカテゴリはアプリの内容にあったものに。これだ!と思うカテゴリにすれば良い。
・売上げやカテゴリ内の順位を気にしてカテゴリを選択する必要はない。目指すのはどのカテゴリでも一位のみ。

アプリリリース後のポイント10

・サポートの窓口は用意しよう。iPhoneBBSが便利。
・Twitter等を駆使して全力でサポートすべし。
・不具合発覚時は即時対応が基本。急いで対応!
・アイコン、アプリ名はなるべく変えないように。ユーザの混乱を招いてしまう。
・少しづつバージョンアップを重ねていく。それはユーザへのサービス精神であるし、そういう姿勢はちゃんと見てくれている。
・ AppStoreのレビューはちゃんと読もう。辛くても読もう。
・AppStoreレビューはアプリ改善のヒントが隠されているはず。
・AppStoreレビューに振り回されてはいけない。キリがなくなる。
・AppStoreレビューについて、見て見ぬ振り、事なかれ主義は良くない。言語道断!
・AppStoreの状況をよくすることは、開発者だけでなくユーザの利益でもあることを忘れてはならない。

iPhoneアプリマーケティングのポイント25

・自分のメディア、ブログを持つこと。広報サイトと併設でもいい。
・アプリを売る一番の近道は、自分のブログを大きくすることである。
・ブログを大きくするとアプリの幅も広がるはず。どういう意味かは、よく考えてみよう。
・自分のブログでは、自分のアプリは絶対的存在になる。誰がなんと言おうと世界一ぃぃ!
・ブログを書くことで得られることは、実は非常に多い。
・ブログを頑張ることとアプリを頑張ること、これらは共通点が多い。
・記事を書く時に考えることは、この記事でみんな便利になるかな、嬉しいかな、驚くかな、喜んでけれるかな、etc。
・アプリを作る時に考えることは、このアプリはきっと便利なはず、楽しいはず、喜んでけれるはず、etc。
・iPhone系ブログはAppStoreとユーザの架け橋でもある。それを実感出来るだろう。
・なちこさん曰く「アプリ開発者を応援したい」。その言葉の意味をよく考えよう。
・レビュー内容に文句を言ってはいけない。文句があるなら自分で書けばいい。それだけのこと。
・むしろ開発者も他の方のアプリレビューを書くべき。そのアプリの何が良いのか、何が悪いのか。勉強になるはず。
・自分の好きなアプリのレビューを書くことに慣れると、後で必ず役に立つ。
・レビューだけではない。ブログはきっといつか役に立つ時がくる。アプリが売れる売れないという、単純な話だけではない。
・ブログは長く続けるほどいい。
・ブログは出来れば毎日つづけると尚更いい。
・あまり考えなくてもいい。思ったことをそのまま書くだけの方がいい。たまに昔を振り返ろう。いいことがあるかもしれない。
・他のブロガーさんとも仲良くなろう。仲良くなった人が自分のアプリを紹介してくれるかもしれない。
・Twitterも頑張ろう。
・紹介してもらえたら、それが連鎖する可能性もある。それがインターネットの本質である。
・「アプリを売る」ではなくネットで「自分」を売り込もう。結果は後からやってくる。
・AppBankへの寄稿は、どんどんやっていこう。彼らもそれを待ってる。
・結局、iPhoneアプリを作る人も、紹介する人も、使う人も、みな同じiPhoneユーザ、つまりは人。
・人と人のつながりを大事にすれば、きっといいことがあるはず。
・結局、クチコミに勝るものなし。

アプリ開発体制におけるポイント10

・信頼できるパートナーを見つけよう。
・一人の力には限界がある。たかがしれている。
・ネットでの活動はその役に立つはず、ということを知ろう。
・思いが同じ仲間となら苦労も平気だし、モチベーションにも繋がる。
・仲間がいれば途中でやめにくくなる、という副作用もある
・仲間に頼ってはいけない。むしろ助けることが大事。
・馴れ合いはダメ。意見をぶつけ合わなければ良いものは生まれない。
・自分の考えよりメンバーの考えの方が正しい、と思え。
・喧嘩はご法度。目的は達成しなければ無意味である。
・本気で売れるアプリを作りたい人は、そういう境遇に自分を追い込むこと。

開発への心構えポイント10

・人が使える時間には限りがある。時間は有限。無駄にしてはいけない。
・いつ、アプリを作れなくなるかわからない。これは誰にでも起こりうる話。
・明日も今日と同じようにアプリ開発が出来る、続きは明日やればいい、と思わないこと。
・作業の前にその日にやることを決めておくこと。
・Macの前で考えないこと。考えるのはいつでもどこででも出来る。
・自分にはちょっと難しいかな?というレベルの積み重ねを日々続けること。気が付いたらそこそこ出来るようになってる。
・一つのことに悩みすぎないこと。悩む時間が勿体無いし、後でやったら案外すぐ解決出来ることは多い。
・毎日コーディングすること。30分でもいい。毎日することが大事。
・自分はこれが得意!これなら任せとけ!と言えるような得意分野を作ろう。何かと便利。
・得意分野は複数あった方がいい。Appleの方針変更で泣きを見ないで済むかもしれません。

アプリ開発についてお願いしたいポイント15

・何事も始めないと始まらないので、ぜひ始めてください。
・アプリ案が浮かんだ人は、すぐに作業に入ってください。
・アプリを作りたいけど案がない人は、考えてください。
・常にアプリ案を考えてください。どこにヒントがあるかわかりません。
・アプリを作りたいけど作り方がわからない人は、勉強してください。
・ Macを買おうか迷ってる人は、買わずに後悔するより買って後悔してください。
・悩んだ時は人に聞く前に、自分で考えてください。
・考えてもわからない時は、悩みすぎないで人に聞いてください。
・是非、信頼できる仲間を見つけてください。
・自分に出来るかどうか不安な人は、必ず出来ると信じてください。
・最後まで諦めないでください。いつかきっと完成するはずです。
・自分が作ったアプリは、恥ずかしがらずに自慢してください。
・色んなアプリを使ってください。きっとためになります。
・これからアプリを作る方は、AppStoreに初めてアプリをリリース出来た時の喜びを是非感じてください。
・既にアプリをリリースされている方は、AppStoreに初めてアプリをリリース出来た時の喜びを忘れないでください。



ここまで読んで「信者乙」「こんなのやってられない!」等と思う人は、お疲れさまでした。
あなたにはAppStoreは向いてないので違う道を探した方がいいです。

ここまで読んで「自分にも出来るかも?」「やってみたい!」と思える物好きな人。
いばらの道へようこそ!共に頑張っていきましょう!

・・・・そうそう、最も大事なポイントを忘れてたことに気付きました。

アプリ開発で最も大事なポイント1

・iPhoneアプリ開発を楽しむこと
作成: 2010年07月20日 11時25分 / 更新: 2010年07月20日 11時25分

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